今月の言葉 「恐れるな、私はあなたとともにいる」
先日、ある方とお話しする中で、速水優元日銀総裁が大切にしていた言葉に触れました。それは、「恐れるな、わたしはあなたとともにいる」というものです。
速水氏は、国会答弁など、難しい判断を迫られる場面で、この聖句を掲げて自らを励ましていたと語っています。
私は、この話を聞いて、自らの信念を支える言葉を持っている人は強いのだと改めて感じました。その言葉が、人生の岐路に立った時、前へ進む勇気を与えてくれるのではないでしょうか。
人生には迷う場面や立ち止まる場面があります。そんな時に立ち返ることができる言葉を持っていることは、大きな力になるのだと思います。
生徒の皆さんにも、自分を支えてくれる大切な言葉を見つけてほしいと思います。
地域のリーダーとの対話
本日、中学校では、小島深谷市長をお迎えし、「市長との対話会」を実施しました。
私は、このような機会は主権者教育の一環として大変意義があると考えています。特に中学生の時期に、行政のトップと直接対話できる経験は貴重です。
生徒たちは、まちづくりや教育、農業、地域の課題などについて幅広い質問をしました。そして、市長様から一つ一つ丁寧に、生の言葉で説明していただきました。
実際に市のリーダーの考えに触れることで、深谷市の未来や地域社会について、自分事として考えるきっかけになったのではないでしょうか。
本日の対話会は中学校の行事でしたが、高等学校においても主権者としての意識を持ち、日々の学びを深めてほしいと思います。
アジアの頂点に立った卒業生
最近、学校として大変うれしいニュースがありました。
本校卒業生の高桑早生さんが、アジアパラ大会の陸上女子100メートルで見事金メダルを獲得しました。記録は自身が持つアジア記録に並ぶ13秒43という素晴らしいものでした。
私が特に印象に残っているのは、「とにかく速くなりたい」「もっと強くなりたい」という強い向上心です。そのひたむきな姿勢が、アジアの頂点という結果につながったのだと思います。
高桑さんの活躍は、本校生徒にとって大きな励みです。夢や目標に向かって努力を続けることの大切さを、改めて教えていただいたように思います。
金メダル獲得を心よりお祝いするとともに、今後のさらなる活躍を期待しています。
熱意は伝わる
やはり人の思いは伝わるものだと、最近様々な場面を通じ改めて感じています。
教育や子育てで本当に大切なのは、子どもの成長を願う大人の熱意ではないかということです。
生徒たちは、大人が思っている以上に、自分を真剣に見てくれている人の存在や、その思いを感じ取っているように思います。
私は時々、「熱伝導」という言葉を思い浮かべます。熱意や真心も同じで、少しずつ相手に伝わっていくのではないでしょうか。
保護者の皆様や先生方の願いに支えられながら、生徒たちは成長していきます。そのことを改めて感じる今日この頃です。
うれしかった一言
本日、本校を訪れた方とお話しする機会がありました。
その中で、とてもうれしい話を伺いました。
事務室前でお待ちいただいていた際、生徒たちから気持ちの良い挨拶を受けたというのです。さらに、「こんな学校は初めてです」とも話してくださいました。
私は、この言葉を大変うれしく受け止めました。
本校では、「笑顔で元気な挨拶」を大切にしています。生徒たちにとっては当たり前のことかもしれませんが、その当たり前が来校された方の心に残っていたのだと思います。
長年受け継がれてきたこの良き伝統を、これからも大切にしてほしいと思います。
中高一貫生と高校入学生の切磋琢磨
本日、中学校第2回学校説明会を開催し、雨模様の中、多くの小学生と保護者の皆様にご来校いただきました。誠にありがとうございました。
説明会では、中学生アンケートの結果をご紹介しました。不安を抱えて入学した生徒たちが、現在は友達や先生とのつながりの中で安心して学校生活を送り、「自ら挑戦する力」を身に付けていることが分かりました。
私は、本校の魅力は学習環境だけでなく、人とのつながりの中で成長できることにあると思っています。
中高一貫生と高校から入学した生徒が、それぞれの良さを生かしながら互いに高め合っている姿を頼もしく感じています。
海外修学旅行へ出発
本日、中高一貫コース2年生がオーストラリア修学旅行へ出発します。
修学旅行は、ご家庭の支えや先生方の準備と指導があって初めて実現するものです。そのことへの感謝を忘れず、一日一日を大切に過ごしてほしいと思います。
また、本校は英語教育を柱の一つとしています。大切なのは、「知りたい」「伝えたい」という気持ちです。現地で多くの人と関わり、自然や文化に触れながら、自分の世界を広げてきてほしいと思います。
そして何より、全員が健康で安全に帰ってくることを願っています。帰国後、一回り成長し、自信に満ちた皆さんに会えることを今から楽しみにしています。
生徒指導のセンス
昨日、ある先生から生徒対応についての報告を受けました。
内容そのものよりも印象に残ったのは、その先生の判断でした。目の前の対応だけでなく、その後の生徒の成長や保護者との連携まで見据えて考えていたからです。
私は、生徒指導において大切なのは「先を見通す力」や「人とつながる力」だと思っています。本校には、そのような視点を持った先生方がいることを心強く感じています。
入学後に伸びる学校
本日は、成徳深谷の生徒たちの特徴について書きたいと思います。
私は本校に着任して以来、「入学後に大きく成長する生徒が多い学校だ」と感じています。
もちろん、その背景には生徒本人の努力があります。しかし、それだけではありません。
私は、本校で見られる生徒たちの成長は、中学校の先生方の日々のご指導があってこそのものだと考えています。学習習慣や生活習慣、人との関わり方など、高校での成長を支える土台は中学校時代に培われます。本校の「入学後に伸びる」という校風も、その土台の上に成り立っているものです。
私たち高校の役割は、その思いを受け継ぎ、生徒たちの可能性をさらに広げていくことです。これからも、多くの生徒たちに成徳深谷で学び、自分の力を大きく伸ばしてほしいと願っています。
校長室を訪ねてきた1年生
本日、1年生の女子生徒2名が校長室を訪ねてきました。
突然の来訪に少々驚きましたが、用件は「同好会を作りたいので相談したい」というものでした。聞けば、いずれは文化祭などで活動の成果を披露したいとのことでした。
活動の内容や将来の目標について話す様子からは、学校生活をもっと充実したものにしたいという思いが伝わってきました。
私は、その前向きな気持ちを大変頼もしく感じました。
生徒たちの「やってみたい」という思いは、学校に新しい風を吹き込んでくれます。こうした挑戦から、新しい活動や文化が生まれることもあるでしょう。その気持ちを大切に育てていきたいと思います。
中間考査最終日の朝
本日は、中間考査最終日です。
1時間目、各クラスの様子を見て回りました。皆、真剣そのものの表情で答案用紙に向かっていました。生徒たちの頑張りを見ながら、これまで積み重ねてきた努力が実を結ぶことを願いました。
教室を回った後、ふと校舎の窓から外を眺めると、秋めく快晴の中、赤城山や浅間山、秩父の山々がよく見えていました。北側には深谷らしい田園風景も広がっており、本校の魅力の一つを再認識しました。
こうした雄大な景色を眺めていると、生徒たちにも目の前の考査だけでなく、その先にある将来の目標に向かって、一歩一歩前進してほしいと思います。本校で過ごす3年間、生徒たちにとって実り多い時間になることを願っています。
中間考査最終日の朝、改めて本校の恵まれた教育環境を実感しました。
指導のバトンをつなぐ
最近、中学校の先生方とお話しする機会がありました。
学習指導や進路指導、不登校傾向の生徒への支援などについて意見交換をする中で、高校で大きく成長する生徒ほど、中学校時代にしっかりとした土台が築かれていることを改めて感じました。
成徳深谷の役割は、その土台の上に立ち、生徒たちの可能性をさらに伸ばしていくことです。
先生方との対話を通して、生徒たちの成長は多くの方々の支えの上に成り立っていることを改めて実感しました。その思いを受け継ぎ、生徒たちの成長につなげていきたいと思います。
予算書の向こう側にあるもの
次年度予算案の提出締め切りが今月末となっています。この時期になると、先生方から様々な提案が寄せられます。
より良い教育を目指し、新しい教材や設備、教育活動の充実に向けた案が持ち込まれています。どの提案にも共通しているのは、「生徒たちのために何ができるか」という強い思いです。
学校では日々の教育活動を行う一方で、常に次年度の準備も進めています。今の検討が、来年度の生徒たちの学びにつながっていきます。
先生方の提案から、本校の教育をより良くしようとする熱意を感じています。
神輿を担いで地域に貢献
先日10日(土)、八幡神社例大祭の一環として行われた桜ケ丘自治会のお祭りに、本校サッカー部1年生30名が参加しました。
初めて、お神輿を担ぐ生徒も多くいましたが、すぐに大きな掛け声が響き渡り、地域の祭りを盛り上げる一員として活躍してくれました。1年生らしい元気な姿が大変印象的でした。
地域の皆様との交流は、学校では得られない貴重な学びです。地域の皆様から「頑張れよ」と声を掛けていただくことは、大きな励みになったことと思います。この経験を力に変え、今後さらなる成長を遂げてくれることを期待しています。
雲一つない気持ちの良い青空の下、生徒たちの姿を見ながら、地域に支えられ、地域とともに成長する学校でありたいと改めて感じました。
中学生を迎える心
来る11日(日)、本校を会場として北辰テストが実施されます。
その準備のため、生徒有志が自主的に階段教室の清掃をしてくれると聞きました。誰かに言われたからではなく、中学生の皆さんに気持ちよく受験してほしいという思いから行動してくれたことを、大変嬉しく思います。
中学生を迎える準備をしながら、生徒たち自身も学校の代表としての役割を果たしてくれているように感じました。
受験する中学生の皆さんには、整った環境の中で安心して実力を存分に発揮してほしいと思います。そして、本校生徒たちの温かな気持ちも、少しでも感じていただけたら幸いです。
自転車の鍵から考える安全教育
本日、深谷警察署から、市内高校における自転車の施錠率についてお話を伺いました。
自転車盗難の大きな原因の一つが、「鍵をかけていないこと」だそうです。そのため、市内の高校では定期的に施錠状況を確認しているとのことでした。
その中で、本校は毎回高い施錠率を維持しているとのお話をいただきました。これは大変嬉しいことです。生徒たちの安全に対する意識が着実に育っていることの表れでもあるからです。
安全は特別なことから生まれるのではなく、日々の小さな行動から生まれます。この良い習慣をこれからも大切にしてほしいと思います。
自分の身を守ることはもちろん、周囲に迷惑を掛けないためにも、一人ひとりが安全への意識を持ち続けることを期待しています。
「全員無事」の重み
昨日、今年度2回目となる総合防火避難訓練を実施しました。深谷消防署の皆様のご指導のもと、避難訓練と消火器の使用訓練を行いました。
訓練後、「全員無事避難」との報告がありました。私はこの「全員無事」という言葉に、以前にも増して重みを感じています。災害や事故の報道に接するたびに、「全員無事」が決して当たり前ではないことを痛感するからです。学校が目指しているのも、まさにこの「全員無事」です。
人は忘れるものです。だからこそ、昨日の訓練を一過性のものにせず、日頃から防災への意識を持ち続けてほしいと思います。今回の経験が、自らの命を守り、周囲の命を守る力につながることを期待しています。
外部会場で初の合唱祭開催
本日、本校創立64年の歴史の中で初めてとなる合唱祭を、深谷市民文化会館大ホールで開催しました。
保護者の皆様にも多数ご来場いただき、参加者は200名を超えました。音響に優れたホールいっぱいに生徒たちの歌声が響き渡り、記念すべき一日となりました。
生徒たちは課題曲と自由曲の2曲を披露しました。仲間と心を一つにして創り上げたハーモニーからは、これまでの練習の成果が伝わってきました。また、外部会場での開催という新たな挑戦を成功させることができたことも大きな収穫です。
私は、今回の合唱祭が本校の新しい伝統として受け継がれていくことを期待しています。
ご来場いただいた保護者の皆様をはじめ、合唱祭に関わった全ての皆様に感謝申し上げます。
全校の思いを折り鶴に込めて
サッカー部の全国高校サッカー選手権大会埼玉県予選が始まります。
そのような中、生徒たちの間で、折り鶴を作って応援しようという動きがあることを知りました。私は、こういう応援の仕方が好きです。
その一つひとつには、「頑張ってほしい」「力を発揮してほしい」という仲間への思いが込められています。
私は、仲間の挑戦をみんなで支え、成功を願う気持ちは、本校の建学の精神「成徳」に通じるものがあると思っています。その数だけ、仲間を思う気持ちが集まっているように感じました。
選手の皆さんには、支えてくれる仲間たちの思いを力に変え、成徳深谷らしいプレーをしてほしいと思います。
9月の言葉「前途洋々」
本日、若手教員が校長室を訪ねて来てくれました。
担任をしている生徒たちの悩みにどう応えていくべきか、という相談でした。自ら学び、生徒のためにより良い方法を模索する姿に感心しました。
何より印象的だったのは、生徒に答えを示すのではなく、ともに考えながら成長を支えようとしていたことです。若手教員の中に、これからの学校を支える力を感じました。
そんな姿を見て思い浮かんだ言葉が「前途洋々」です。
前途洋々とは、将来に大きな希望が開けていることを意味します。その先生自身はもちろん、その先生に学ぶ生徒たちの未来にも大きな可能性を感じました。








