難関大学進学をめざす
特進Sコース
共学40名

2年次から進路に合わせたカリキュラムの選択

個々の強みを生かし,難関国公立大学に通用する力を養成

大学受験に求められるのは、膨大な範囲を網羅した基礎力とそれを土台にした応用力。特進Sコースでは、ハイレベルな授業内容に加え、週2日の7時間授業、土曜日授業,夏休みなどにおける各種講習を通じて継続的に学習する習慣をつくります。3年間の地道な積み重ねをおこなうことで、確かな実力と揺るぎない自信を手に入れることができます。

 学びの特徴01   難関大学合格を徹底サポート
個性や目的に合わせて 個別指導
担任や教科担当以外に、進学センターのスタッフが進路相談に対応します。共通テストや私立大学の一般受験はもちろんのこと、総合型選抜や学校推薦型選抜の小論文や面接指導にも個別に応じます。生徒と先生の距離が近く、安心して進路実現に向けて集中できる環境が整っています。
各自の進路に会わせて選択 進学センターの講習
授業が終わったあとは,教科担任と進学センターのスタッフが連携し,各自の課題を手厚くサポートします。放課後の講習だけでなく、長期休業中には受験の基礎力を養う講座、国公立大学や私立大学の進路別講座などを開設し、一人ひとりの実力の養成をはかります。
~大学入試改革に備える~ オンライン模試も活用
大学入試の改革に備え、これまでの「ペーパー」模試に加えてタブレットを利用したオンライン模試にもチャレンジしていきます。どちらにも対応する力を身につけ、全員で志望校合格というゴールをめざしましょう。

 学びの特徴02   みんなで学ぶ,自己と向き合う
主体的に取り組む授業を展開
社会的能力や課題解決能力が身につく参加型と講義型の授業を併用し、ただ知識を増やすだけでなく、知識が生かせるようになることをめざします。英語の授業ではネイティブ・スピーカーの教師と日本人英語教師が連携を取りながら、「使える英語」を身につける授業を展開していきます。英検を始めとする外部試験にも対応できる英語4技能(読む・聞く・話す・書く)をバランスよく学びます。
自ら学びに取り組む「学習記録」 自己管理力の育成
生活のリズムと学習習慣を確立し、毎日の自宅学習を効果的に行うため、一人ひとり「学習記録」をつけ、担 任と毎日意見を交わします。自分自身を客観的に見つめるための大切なツールとなっています。
入試は団体戦
特進Sコースはライバルでもあり同士でもあるクラスの仲間たちと、1年次から同じ夢に向かう1つの「部(クラブ)」のように、受験に向け切磋琢磨していきます。3年間を計画的に使えば、目標とする進路を実現できます。その鍵は、「勉強法の確立」「勉強での自立」です。これは社会人になっても大事なスキルです。本校の特進Sコースでは、こうした「自立」を望む高校生を全力でサポートします。

 

特進Sコースより

冬期講習

学校は冬休みに入りましたが、特進Sコースでは冬期講習を実施しています。

共通テスト対策や私大対策など受験直前の講座や、3学期の先取りなど、内容はさまざまです。

 

2年生では、講習期間の午後を共通テスト「情報」対策にあてています。

冬休みに基本を確認し、今年度の問題の分析を踏まえつつ、3月までに完成させていく予定です。

水分補給をしながらではありますが、長時間にわたる講習でも、生徒は疲れた様子を見せずに意欲的に取り組んでいるそうです。

 

また、最終日である本日は、卒業生も来校して下級生にアドバイスをしてくれました。

この来校は、「難関国立大学に合格した先輩に相談をしたい」という生徒の要望を受け、実現したものです。

英語や数学の学習について、受験に向けたスケジュールについてなど、さまざまな質問に丁寧に答えてもらいました。

また、授業で習った内容についての「あるある」でプチ盛り上がりする微笑ましい場面も見られました。

 

同じ環境に身を置き、受験を経験した先輩の言葉は、先生とはまた違った重さがあります。先輩のアドバイスを参考に、目標に向かって努力を重ね、ゆくゆくは自身の経験を次の後輩たちに語ってもらえたら嬉しいです。

SEITOKU探究③

先週は、SEITOKU探究の学年発表会でした。

テーマごとの予選を勝ち抜いた8チームが、F・アリーナのステージで学習の成果を発表し、城西大学の先生方やベネッセの社員さん、校長先生、学年主任による審査がおこなわれました。

G組からは2チームが発表会に出場しました。

 

 

緊張も感じられましたが、堂々とした態度で臨み、2チームともたいへん立派な賞をいただくことができました。

★「安心できるまちづくり~若い人たちが住みやすい深谷に~」 最優秀賞

★「深谷市はネギだけじゃない!!!」校長賞

 

最優秀賞を受賞したチームに感想を聞きました。

Q 探究学習の中で大変だったのはどのようなことですか?

A 深谷市をより良い町にするためにはどうすれば良いのかを考えるにあたって、人口増加に成功し、町を活性化することに成功した市を参考に、深谷市ではどのような政策を行うことが人口増加に効果的かを考えたことです。深谷市で既に行われている政策の他に、どのようなことを行うことで人口増加を見込めるか、他の市と比較しながら見つけることが大変でした。

 

Q 発表会はどうでしたか?

Fアリーナの壇上でプレゼンテーションを発表していると上から大勢の人が見えてとても緊張しました。発表班が選抜されているだけあり、どの班もスライドも発表も上手だったし、自分たちはすべての班の中で最後だったので、最後だから堂々と発表しようという気持ちで発表しました。

 

Q 最優秀賞を受賞できたのはなぜだと思いますか?

最優秀賞を受賞できた最大の要因はチームの仲の良さだと思います。私たちのチームでは自分が思ったことを気兼ねなく話すことができたのでそれぞれの案を取り入れて、全員が納得するプレゼンを作ることができました。この経験を活かし、今後もより良いチームを作り上げて行きたいです。

 

 

大勢の前でステージ発表をおこなったことは、生徒たちにとってとても良い経験になったようです。また、家庭科の先生にご協力いただき調理実習を実施したり、市役所を訪問して質問をしたりしたことも、探究の学習ならではの体験でした。高校を卒業してからも、生かせるスキルをたくさん身につけることができましたね。

 

先輩・後輩の交流

先日、「先輩から話を聞きたい」と1年生から申し出をいただいたため、2年生とお話しする場を設けました。

1年生からは、英検準1級に合格するための取り組みや次年度の勉強についての質問があり、先輩たちは真摯に答えていました。

少し先の工程にいる人が、どのようなことを頑張ってきたのか、また、どのように感じているのかを確認できると、より地に足がついたプランが立てられますね。

今後も、学年をまたいだ交流や、受験を経験した先輩からアドバイスを受けられる機会を作っていきたいと思います。

 

特進コース卒業生 高桑早生選手の講演

本日は、特進コースの卒業生であるパラアスリートの高桑早生をお招きし、講演会を実施しました。

パラアスリートとなった経緯や、パラリンピック選手村の様子など、とても興味深いお話を伺うことができました。

本校の生徒に向け、「夢は恥ずかしがらずに言葉にして良い。〈夢〉はいつか〈目標〉になる。小さい目標をたくさんクリアしていくことで、すばらしい場所に到達できる」と話してくださったのですが、高桑選手も、高校時代に「2012年のロンドンパラリンピックに出場したい」と話してくれたことがありました(特進2年担任は高桑選手とクラスメイトでした)。

当時は、「すごい夢を持っているんだな、具体的な取り組みまで考えていて、すごい」と思ったものですが、今思えば具体的な短期・長期目標を立てていた時点で、すでに〈夢〉ではなく〈目標〉だったのですね。大学時代にロンドンパラリンピック出場との知らせを聞いたときは、「本当に叶えたんだな!」と嬉しく思いました。

 

高桑選手とお会いするのは8年ぶりでしたが、素敵な笑顔が変わっておらず、まるで昨日も会ったような気持ちになりました。

これからのますますのご活躍を楽しみにしています。本日はありがとうございました。

 

★生徒感想

高桑早生選手の講演を聞き、改めて「どんな状況でも諦めずに挑戦し続けること」の大切さを学びました。13歳のときに左足を切断するという大きな困難を乗り越え、パラリンピックで活躍されている姿に強く感動しました。講演の中で特に印象に残ったのは、高桑選手が「試合前の緊張を克服するために徹底的に練習を重ね、自信をつけることが大切」と話されていたことです。私も部活の大会のときにはどうしても緊張してしまうことがあります。しかし、高桑選手の言葉から「準備不足が不安や緊張を生む」ということに気付かされました。今後は一回一回の練習を大切にし、自信を持って臨めるようにしたいです。講演を通して、高桑選手の笑顔と明るさが、困難を乗り越える力になっていると感じました。私も高桑選手のようにどんな状況でも笑顔を忘れずに、前向きに生きていきたいです。

 

今日の高桑さんのお話を聞いて諦めないことの大切さを学びました。高桑さんはロンドン、リオデジャネイロ、東京、パリのパラリンピックに出場していて普段聞けない話を聞けてとても有意義な時間を過ごせました。中学1年のときに骨肉腫になったと聞きそこから3日で足を切る判断をするなんてものすごい判断だと思うし、その理由もスポーツに対する熱い思いであったということを聞き、強い尊敬の念を抱きました。そして、高校で陸上を始めパラリンピックまで上り詰めた高桑さんのストイックさに感銘を受けました。僕も、高桑さんを見習って辛いことがあっても日々精進して行きたいです。

SEITOKU探究②

今年度からスタートしたSEITOKU探究では、深谷市のさまざまな課題について調べ、考えを深めています。

 

特進Sコースでは、

*安心できる街づくり 〜若者が深谷に根を張るために〜

*外国人サービス 〜「深谷はイイネ」と言わせたい~

*深谷特産野菜活用 〜深谷の特産野菜を活かせ!〜

の3つのテーマに取り組んでいるのですが、インターネット等の調査では限界があるとして、本日は深谷市役所を訪問し、職員の方々に質問をさせていただきました。

長時間にわたり、各グループの質問に丁寧にご回答いただき、生徒たちは熱心にメモをとっていました。

質疑応答の後は、特別に4階の議場を見学させていただきました。

なかなか入ることのない空間なので、貴重な体験となりました。議会は誰でも傍聴できるので、この体験を機に足を運んでみてほしいです。

 

深谷市役所の方々には、お忙しい中、とても親切にご対応いただき、生徒たちにとって大変有意義な学びとなりました。心より感謝申し上げます。

3年間のカリキュラム
教科 科目 1年生 2年生 3年生
共通 文系 理系 文系 理系
国語 現代の国語 2        
言語文化 3        
論理国語   2 2 3 3
文学国語   2   2  
古典探求   3 3 3  
国語演習         (3)*5
地理歴史 地理総合 2        
歴史総合 2        
日本史探求   (3)*1      
世界史演習   (3)*1      
日本史演習Ⅰ       (6)*3  
世界史演習Ⅰ       (6)*3  
公民 公共   2 2    
政治・経済       3 3
公民演習       2  
数学 数学Ⅰ 4        
数学Ⅱ   4 4    
数学Ⅲ         (6)*6
数学A 2        
数学B   2 2    
数学C   1 1   2
数学演習Ⅰ       (2)*4 (2)*6,7
数学演習Ⅱ         (2)*7
理科 物理基礎 2        
物理     (3)*2   (4)*8 
化学基礎 2        
化学     4    
生物基礎 2        
生物   2 (3)*2 2 (4)*8 
化学演習         5
保健体育 体育 2 2 2 3 3
保健 1 1 1    
芸術 音楽Ⅰ   2 2    
外国語 英語コミュニケーションⅠ 3        
英語コミュニケーションⅡ   4 4    
英語コミュニケーションⅢ       4 4
論理・表現Ⅰ 2        
論理・表現Ⅱ   3 3    
論理・表現Ⅲ       3 (3)*5
英語演習       (2)*4 (2)*6
家庭 家庭基礎 2         
情報 情報Ⅰ 2        
その他 総合的な探究の時間 1 1 1    
LHR 1 1 1 1 1
進学センター講習       1 1
単位数合計 35 35 35 35 35

( )は,*の同じ数字での選択となります。