華道部

バランスよく活ける

今日は3年生の参加が少なく、ちょっと寂しいお稽古になりましたが、花材はガマ・チース・バラと華やかでした。1年生も少しずつ慣れてきたようで、周りをキョロキョロしながら活けるという感じではなくなりました

華道の大事な点の一つとしてバランスよく活けるというのがあると思いますが、桂古流桂流の「韻」「雅」「幽」を意識しながら、それぞれが楽しみながら活けられたように思います。下の作品は生徒が活けました。いかがでしょうか。

お疲れさまでした(華道部)

1年ぶりの更新となりました(^^;
唐突ですが、今日は3年生の引退の日。例年は9月の文化祭で区切りをつけるのですが、今年はご存じのとおり文化祭が中止となり、なんとなく区切りがつかないままここまできてしまいました。

今日の花材は菊・小菊・ハランです。少し地味な感じもしますが、先生が活けると全然違いました。


そのお手本を見ながら、部員たちも丁寧に活けることができました。
下の写真は2年生です。どうでしょうか。


さて、最初にも書いたように今日で3年生は引退です。たった二人でしたが、よく部を引っ張ってくれました。お疲れさまでした。



紅と白でおめでたく…?(華道部)

   紅白といえば、日本の国旗や年末の歌合戦、入学式や卒業式で体育館の壁にかかっている幕、祝儀に出されるお餅など、おめでたいものが頭に浮かぶのではないかと思います。
 そんな紅白の花材(サンゴミズキ・スプレーマム・カーネーション)を今日は活けることになりました。といって、特に何かおめでたいことがあるわけではありません。お花屋さんからそういう花材が届いたのでそれを活ける、というただそれだけのシンプルな理由です(笑)
 桂古流桂流でいう「韻」にサンゴミズキ、「雅」に紅いカーネーション、「幽」に白のスプレーマム、これらをバランスよく活けていきます。1年生もだいぶ慣れてきたようです。
 
 習い事などの修業の段階を表す言葉に「守破離」というのがあるように、まずは先生の教えや流派の型を忠実に守り、まねすることが上達の第一歩となります。先生のお手本を忠実にまねして(勿論、それだって決して易しくはありませんが)少しずつでも活ける型を身につけていってほしいと思います。
  

深秋の候ですが、春っぽく(華道部)

秋の深まりを感じる今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、我が華道部は本日が今月3回目の活動日、今回の花材はソケイ・ハラン・キンギョ草です。キンギョ草の色は、それこそ色々ありますが、春っぽい色が多い気がします。もともと開花時期が4月~6月だそうですから、それもうなづけます。今回はその中でも特に春っぽい黄色がお花屋さんから届きましたので、この色が映えるように生けました。色合いも名前もかわいらしい花ですが、別名(本名?)はスナップドラゴンというそうです。その国その国によって感じ方ってずいぶん違うんですね。
部員たちは先生のお手本をみながら思い思い生けていましたが、「キンギョ草」っぽく活け上がったものもあれば、「スナップドラゴン」的になったものまで、こちらも色々でした(笑)
まぁ、どちらになったにせよ、それぞれが花と向き合う時間をしっかり楽しめたようです。

ほそいフトイをポキッと……(華道部)

文化祭で3年生が引退し、1・2年生だけで新たに出発することになりました。これまでは3年生が率先して準備に取り組んでいてくれましたが、今後は自分たちだけでやらなければなりません。準備や片付けなど、手順をしっかり覚えてスムーズに部活動が運営できるよう協力していきましょう。
さて、今日の花材はフトイ・スプレーカーネーション・キクです。ほっそりしているのに「フトイ」という名がついているのはちょっとおもしろいですね。それはさておき、まずは五本あったフトイを生けました。とはいえ、五本を同じように生けても面白くないので、先生からの提案で、五本のうちの一本は上の方で折り、アクセントになるようにしました。

 
慣れない作業でちょっと怖かったのですが、なんとか先生のおっしゃるような形で生けることができました(中には本当に折れちゃった、という感じになってしまった者もいましたが…)。
足元はキクとカーネーションで華やかに。まずまずの出来映えだったように思います。

ちなみに上の二人が部長と副部長です。よろしくおねがいします。
1年生が多いので、舵取りが大変かもしれませんが、がんばってほしいと思います。