師走の声を聞く前に締めくくりました。
寒さが身に沁みる頃となりました。この記事をご覧の皆様はいかがお過ごしでしょうか。早いものでもう師走、1年の締めくくりの時期ですが、我が華道部は師走の声を聞く前、11月25日に、今年最後の部活動をおこないました。
この日の花材はキキョウラン、菊、柳巻。柳巻は金・銀・赤・白の4色をお花屋さんが用意してくれました。選べるって楽しいですよね。人気はやはり金と銀。昨今の女子高生は華やかな色彩がお好みのようです。
下の写真が活けている様子です。
この生徒は進学センター講習を受けてから遅れて参加してくれました。もしかして部員は一人だけ!?と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。ちなみに大半の生徒はすでに活けてしまっているので、柳巻の金と銀は残っていませんでした…
完成品はこちらです。
さきほどの生徒の作品はどちらかわかりますか?
右側です。柳巻の色でわかりますよね(笑) バランスよく活けられているように思うのですが、いかがでしょうか。
ちなみに左の作品は先生が飾りをつけて面白味を出してくれたものです。写真が小さいのでちょっと見づらいかもしれませんが、お守りのような形の飾りが二つ下がっているのがおわかりになるでしょうか。こういう工夫の仕方もあるんですね。先生のアイディアの豊富さにはいつも驚かされます。
ということで、今年の華道部の活動も無事終了しました。次回は年明けになります。少し早いですが、皆様どうぞ良いお年をお迎えください。
最後に、ご指導いただいている後藤先生、そして毎回素敵なお花を届けてくださるフラワーズの方々、今年もありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
輪っかを作っておしゃれにしてみました
11月11日の活動をご紹介します。久しぶりに記事を更新しますが、決して2学期に活動していなかったわけではありません(^^;)
この日の花材は、カーネーション、スプレー菊、アカメヤナギです。カーネーションも菊もわりとおなじみのお花です。そこで今回は趣向を凝らし、アカメヤナギで輪っかを作ってみました。
一生懸命に輪っかを作っているところです。
集中してやってますね。
静かな時間が流れていきます・・・
完成です。なかなかおしゃれだと思いませんか?
いろいろとできるものだと感心します。
2学期の華道部の活動も残すところあと1回。
最後もおしゃれに決められるようがんばります。
ヒマワリに負けていませんでした。
ちょっと日数が経ってしまいましたが、6月24日(火)に部活動が行われました。この日は1年生のみで活動しました。ちなみに今日で1学期最後です。名残を惜しむかのように(?)大勢の1年生が参加しました。
花材は黄菊、ソケイ、シネンシスです。ソケイを桂古流桂流でいう「韻」に据え、中央にすっくと菊を、足もとに可憐なシネンシスを、それぞれ配してみました。前回はカーネーションの赤が際立っていましたが、今回は菊の黄色がとても落ち着いた華やかさを奏でてくれました。夏の花で黄色といえばもちろんヒマワリですが、今回の黄菊は名前に「黄」がつくだけあって、華やいだ、とてもきれいな「黄色」でした。
さて、この後しばらく華道部の活動はありません。次は9月になりますが、行事の関係で、もしかしたら文化祭が「ぶっつけ」になってしまうかもしれません。2年生もそうですが、1年生は特にまだ花を活けだして日が浅いので、活け方をおさらいして文化祭に臨めるようにしてくださいね。
「おもてなし」てみました
だいぶ日数が経ってしまいましたが、6月17日(火)に部活動が行われました。2年生にとっては(3年生はいません)今学期最後の活動となりました。花材はサラシウンリュウヤナギ、カーネーション、ソリダコです。
ウンリュウヤナギは雲竜柳とかきます。雲間を昇っていく龍のような姿であることから、この名がついたそうです。それを脱色して白くしたものがサラシウンリュウヤナギです。形は面白いのですが、生徒からすると「活けるのがムズイ」のだとか。でも先生に教わりながら活けてみると、少しサマになってきました。カーネーションが赤なので、コントラストが鮮やかです。
思ったよりカッコよく仕上がったので、正面玄関に飾ってみました。来校される方々へのちょっとしたおもてなしです。いかがでしょうか。
「べに花の郷」風(?)になりました。
入梅の季節となりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。本校の生徒たちは元気に学校生活を送っています。
さて、今日(6月10日)は、華道部も部活動がありました。部員たちも元気に参加してくれました。本日の花材はベニバナ、ヒメミズキ、セダム。ベニバナは桶川市が「べに花の郷」をキャッチフレーズにしており、栽培も盛んなようですね。今回のベニバナも、もしかしたら桶川市からやってきたのかもしれません。そんなベニバナの黄色と、ヒメミズキ・セダムの緑を組み合わせて活けました。どれも色合いが鮮やかなせいか、若々しい作品に仕上がったように思います。1年生も比較的上手に活けられました。
さて、来週、再来週と、華道部にしては珍しく、3週続けて部活動があります。1年生はここで基本をしっかりと身につけ、9月の桐蔭祭を迎えられるようにしてくださいね。
新入生が初日を迎えました。
昨日、新入生の初稽古の日を迎えました。おそらくどの部もとっくに参加していると思いますが、花代高騰の折、頻繁におこなうことが難しく、行事等の関係もあって、この日まで延びてしまいました。
花材はキイチゴ、ガーベラ、スプレー菊。お花屋さんに活けやすいものをとお願いしたところ、こういうラインナップになりました。ガーベラは鮮やかな花なので、新入生たちも喜んでいました。
一回目ということで、先生から桂古流桂流の基本、「韻・雅・幽」についてお話があり、剣山に差す位置など丁寧に教えていただきました。とはいえ初めての経験なので、ホントにここでいいの?この茎切っちゃっていいの?という感じでしたね。まあ、当然ですが。
先生や先輩から切る位置や高さなどを具体的に指摘してもらいながら、なんとか活け終えることができました。どの新入生も満足そうな表情でしたね。
これから少しずつ慣れていって、自分でバランスを考えて活けられるようになってくださいね。
輪ゴムを使って束ねてみました。
1年生から入部届が提出されました。最初はそれほど多くはなかったのですが、断続的に提出が続き、気がつけば20名!昨年度ほどではないですが、それでもかなりの人数です。
せっかく入部届をだしてくれたので4月中に部活動に参加してもらいたかったのですが、あいにく1年生の半分は今日(4月22日)から木島平へ校外学習に行ってしまったので(残り半分は24日から)、2年生だけでおこないました。
本日の花材は、グラジオラス・アサヒハラン・シネンシス、今回も比較的活けやすいものがお花屋さんから届きました。まずアサヒハラン、次にグラジオラスと活けた後、シネンシスへと進みました。シネンシスは枝が細いので、脇枝を切って束ね、ひとまとめにして足元を飾るようにしました。先生から輪ゴムを使って束ねるやり方を教えていただき、若干苦戦する生徒もいましたが、何とかきれいに活けることができました。下にその写真を載せました。結構いい線いっているんじゃないかと思うのですが、いかがでしょうか。
さて、先ほど2年生だけで、と書きましたが、実は今日部活動があるのではないかと、校外学習2班の生徒が2名来て、熱心に見学していってくれました。こういう生徒がいてくれると頼もしいですね。1年生の最初の活動日は5月13日(火)になる予定ですが、どういう生徒が来るのか、今から楽しみです。
新入生が見学に来ました。
先々週のことになってしまいますが(遅くなってすみません)、部活動見学会が行われ、我が華道部も3日間のうちの1日だけ部活動をおこないました。もちろん、3日間とも実施したいところですが、なんせ花代がかかるのでそうもいきません(;^_^A
そんな華道部は新2年生9名で新入生を迎えました。昨年同様、たくさんの新入生が見学に訪れてくれました。
礼法室があまり広くないので人数が多いとちょっと手狭になってしまいます。昨年度もそうでしたが、対策を立てないといけませんね。たくさん入部してくれれば、の話ですが。
さて、今日の花材はアレカヤシ・カーネーション・スターチス、比較的活けやすいものでした。だから新入生が見られてもまったく問題なく(?)活けることができました。先生からは「みまさん、うまく活けられたんじゃないかしら」とのお言葉も頂戴しました。よかった、よかった。
次はどんな花材が届くかわかりませんが、どんな花材が来てもしっかり活けられるよう、今年度もがんばりますので、どうぞよろしくお願いします。
花に祝い鶴を添えました。
本日の花材:柳巻 ガーベラ カランジュラ
今日は(2/18)は昨日とうって変わって気温がグッと下がり、寒い1日となりました。特に今日は風が強かったですね。そんな天候とは真逆の、明るい太陽を思わせる色をしたカランジュラとガーベラが本日の花材です。柳巻がアクセントになり、心温まる作品となりました。
さて、今日は今年度最後のお稽古ということで、先生が祝い鶴、寿鶴などと呼ばれている鶴の折り方を教えてくださいました。先生が用意してくださった折り紙を使って折り始めたのですが、そもそも鶴を折ったことのない子もいて大苦戦???? 先生の手を煩わせながらもなんとか仕上がりました。ちなみに写真の鶴は先生作です。さすがです。(養護の先生が折った赤い鶴も一緒に添えてみました。)
先生には今年も本当にお世話になりました。来年度もご指導のほど、よろしくお願いします。
立春のつもりで活けました。
本日の花材:ユキヤナギ アイリス ソリダコ
今日2月4日は立春です・・・と思いきや、今年は3日だとか。4日だと思い込んでいたので、ちょっとビックリしました。なんでも太陽の位置で決まるのだそうですね。その例年なら春立つ今日、先生のご指導のもと、いそいそとお花を活けました。
黄色い小花をつけるソリダコも可憐な白い花をつけるユキヤナギもいろいろな花と合わせやすいので、まだ経験の浅い1年生部員でも形にしやすいようでした。
アイリスは初夏の花のイメージなので、この時期でもふつうにあるのだなあと感心しました。こちらはスッとした立ち姿が凛としてとても美しいですね。
さて、今日は華道の歴史などを先生から教えていただきました。花を活けるとは、そういう歴史や伝統を受け継ぐという意味も含まれているのだと思いました。
早いもので今年度のお稽古もあと1回、4月には新入生も入ってきます。さすが先輩と思われるような活け方ができるよう、次回もしっかり稽古したいと思います。








