晩秋を華やかに彩ってみました。
本日の花材:雪柳、ガーベラ、スプレーマム
ついこの間まで上着がいらないような陽気だったのに、気が付くとコートがないとつらく感じるほど気温がグッと下がりました。みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
さて、今日(11月19日)は黄色を中心にした花材が届きました。雪柳は葉が少し色づいていて、晩秋を感じさせるものでしたが、ガーベラとスプレーマムは鮮やかな黄色の花を咲かせており、おもしろい組み合わせとなりました。黄色と言ってももちろん草花によって微妙に色合いは異なります。そうした色の妙も味わいながら活けてみました。
活け終わると、うん、なかなかよい感じです。枯淡と華麗が調和したよう、といったらいいでしょうか。あるいは晩秋の中の華やかさといったらいいでしょうか。もちろん言い過ぎであることはわかっています(笑) が、みなバランスよく活けられたように思います。
来週の火曜日は創立記念日、そしてその翌週は期末考査となり、少し早いのですが、華道部の今年の活動日は今日が最後です。年が明けたら活動を再開しますので、その時はまたぜひ華道部のページにお越しください。
受験生へのエールを込めました。
本日の花材:コオリ柳 キンギョソウ ルスカス
秋風のせいでもないでしょうが、参加人数に寂しさを感じるようになった華道部です。
今日の花材の主役はキンギョソウです。ふくらみがあり、色も鮮やかで、豊かさを感じさせてくれる花です。今回はそれに加えて、コオリ柳をクルクルと巻いて面白みを出してみました。いかがでしょうか。
さて、本日は花を活けた後、本校生徒会執行部でつくっている受験生応援動画の撮影をしました。執行部の予定では明日が撮影日だったのですが、せっかくなら活けた花も一緒に映してもらって画面を華やかにしようとの思いから、無理を言って今日撮影してもらうことにしました。
動画の出来栄えはわかりませんが、活け花も含め、動画には受験生を応援しようという思いは込めたつもりです。ぜひご覧ください。
私たち華道部員の活けた花と(ちょっと硬い?)笑顔が、受験生のみなさんの励みになりますように。
グラジオラスは知っていました。
本日の花材:ロベ、ケイトウ、グラジオラス
気温の高い日が続き、夏の名残がまだまだ感じられますが、花材の方もロベ・グラジオラスと夏っぽい花材がお花屋さんから届きました。いつもなら葉物の丈を一番高くするのですが、今日は葉物のロベよりグラジオラスを高くして活けてみました。まだ基本を覚えている段階なので、こういう活け方は新鮮です。先生からは華道、いけ花、アレンジメントの違いについても教えていただき、「花」の見せ方の幅広さを知りました。
ところで今日は、出席率が芳しくありませんでした。グラジオラスの花言葉の一つに「忘却」というのがあるようですが、届いた花が暗示していたとは気づきませんでした。彼(彼女?)だけはわかっていたのかもしれませんね(笑)
「韻・雅・幽」の形を再確認しました。
本日の花材:ひまわり スプレーキク 旭ハラン
桐蔭祭が終わり、3年生が引退。2年生はいないため、これからは1年生だけの活動になります。人数の関係で1学期はあまり活動ができなかったので、まずは桂古流桂流の基本=「韻・雅・幽」を、先生からしっかり教えていただきました。実際に花材を前にすると、どう活けたらいいのか戸惑ってしまうのが現状ですが、これから回数を重ねていく中で、しっかりと習得していってほしいと思います。
ご来場いただき、ありがとうございました。
おかげさまで、盛況のうちに桐蔭祭2日目を終えることができました。華道部の作品をご覧いただいたみなさま、ありがとうございました。
◁華道部1年生と写っているのは、桂古流桂流の後藤伊久子先生(左)です。ふだんの部活動はもちろん、今回の作品展示でもいろいろと指導していただきました。30名以上の作品の面倒を見るのは本当に大変だったと思います。この場をお借りして御礼申し上げます。
※正面の活け花は、本校養護教諭坂本先生の作品です。