トピックス

教室の風景11

本日は2年H組(進学選抜コース)の日本史(文系)の授業を参観しました。担当はこのクラスの担任でもある戸井田先生です。
  
休み時間中に急用が入ったため遅れて教室に入った私を戸井田先生が紹介してくれると、生徒さんたちが拍手をしてくれました。クラスの雰囲気の良さが伝わってきました。多少気恥ずかしくはありましたが(笑)
今日は院政期についてまとめた後、平氏政権が権力基盤をどのように固めていったかを二つの面(人的な面と経済的な面)から解き明かしていくという授業でした。戸井田先生は、重要人物は赤、重要な用語は黄色に色分けするなど、生徒が復習しやすいノートになるように意識して板書していました。スピードも生徒の様子を見ながら調整していて、さりげない配慮を感じました。ノートと言えば、メモ欄を作り、板書を写す合間に先生の説明や示されたエピソードをササッと書いている生徒が何人かいました。
   …やりますね。
他にもノートをきれいに書いている生徒がたくさんいました。
 
こういうノート作りを意識していれば、きっと力がついていくのではないでしょうか。

日本史は覚えることがたくさんあって大変ではありますが、日本の歴史のおもしろさを先生と一緒に味わいながら勉強していってください。

教室の風景10

文化祭が終わり、2年生は来月の修学旅行に向けて準備が進み、どことなくワクワク感が漂っています。しかし、それとは対照的に、3年生は受験準備の真っ最中。修学旅行はすっかり過去の話とばかりに、それぞれが自分の進路に向けて真剣に取り組んでいます。
さて、本日は3年H組(特進Sコース)の英語の授業を参観しました。担当は東進ハイスクールでも講師をしている井上洋平先生。軽快なトークと豊富な知識で生徒を引っ張っていきます。
 
今回の授業の「肝」は、〈入試で出題される長文の最初のパラグラフ(段落)には筆者(出題者)の優しさが詰まっている〉です。この場合の優しさとは、内容を正確に読み取らせるための工夫が施されている、ということだそうです。その工夫とはどのようなものかを、入試問題を教材にしてまず各自で考えさせ、次に周囲と相談するという形で進められていきました。
 
わかった生徒はプリントに書き込んでいきます。

その工夫になかなか気づけない生徒のためにサスペンスのドラマを例にしてくヒントを与え、気づきに向かわせるという配慮もサラッといれていました。
わかった生徒の中からHくんが発表、井上先生から「正解!」という声が出ると、クラスから拍手が起きました。
その後、それを補足する形で今回の文章になされている工夫を井上先生が説明してくれましたが、英語の長文なんて難解に決まっている!と思い込んでいた私も、その説明に「なるほど!」と納得してしまいました。
受験は英語で決まる、とも言われるように、英語の出来は受験の結果を大きく左右します。3Hのみなさんには井上先生の授業で習ったことをしっかりと自分の糧にして、受験勉強に邁進してほしいと思います。ガンバレ、受験生!

第54回桐蔭祭

9月8,9日に第54回桐蔭祭が開催されました。
各クラスとも,忙しそうに準備に取り組んでいました。

   
   
   
   
   

開会集会後は,2年生と一貫校6年による合唱祭が行われました。
8日は在校生,中学生とその保護者限定公開,9日は一般公開されました。

   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

今年の桐蔭祭の来場者数は過去最高2951名でした。
来年は3000名を目指して頑張りましょう

合唱祭の結果は以下の通りです。
 金  賞 2年A組 「やさしさで溢れるように」
 銀  賞 2年G組 「蛍」
 銅  賞 2年I組 「君に届け」
 指揮者賞 2年A組 齊藤 未希
 伴奏者賞 2年I組 益田 俊

桐蔭祭クラス企画賞の結果は以下の通りです。
 最優秀企画賞 1年G組 「オガーツアーズ 〜光の旅へLet's go〜」
 優秀企画賞  3年G組 「シャカポテ」
 部活動賞   写真部
 最優秀旗賞  1年D組
 優秀旗賞   チアダンス部

   
   

桐蔭祭カウントダウン板(生徒会執行部)








みなさんこんにちは。生徒会です。


私たちは、桐蔭祭までの日数をカウントするためのボードを8月上旬に作り上げ、校門脇に掲示しました。このボードの絵のデザインから描画まで全て私たちが行いました。
そして毎日数字を交換しています。


本校の前を通りかかった際には、是非ご覧になって下さい。
また、桐蔭祭(文化祭)には、1人でも多くの皆様のご来校を
心よりお待ち致しております。


※なお脇見運転による交通事故には十分ご注意をお願いします。


 
 生徒会執行部
 

中期夏期講習終了!

7月31日(中高一貫は8月1日)から行われていた特進Sコースと中高一貫コースの1・2年生を対象とした中期夏期講習が本日千秋楽を迎えました。先週、そして今週と講習が続き、生徒たちからすると「夏休み感」に欠けていたかもしれませんが、よくがんばっていたと思います。
明日からしばらく休みとなりますが、規則正しい生活を心がけ、有意義な時間を過ごしてください。
ではよい夏休みを!



教室の風景9

猛暑の候、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、本校では7月23日から前期夏期講習(特進S・進学選抜コース対象)がスタートし、生徒たちは暑さに負けず、元気に登校しています。
今日紹介するのは1年J組(特進Sコース)の古典の授業です。講習期間ではありますが、1年生のこの時期ですので、教科書を使って普通に授業を進めています。いま扱っている教材は『徒然草』の「丹波に出雲といふ所あり」。過去に立教大学で出題されたこともある文章ですが、内容が親しみやすく、また基本的な重要古語もたくさん出てくるので基礎固めに適した教材だと思います。授業は文法事項の復習から始めて、音読、重要古語の暗記、現代語訳という流れで進めています。音読は今日はこんな感じでやりました。

だいぶスムーズに読めるようになってきました。
現代語訳はもちろん自力でやらせています。細かいところでつっかえたりはしますが、おおむね訳せています。間違えるところは大事なポイントだったりするので、そういうところだけ説明しながら進めています。
前期講習はあと二日ですが、この調子なら次の単元に進めるかもしれません。生徒たちは喜ばないと思いますが(笑)

1学期終業式

7月20日,1学期終業式が行われました。
 

校長の式辞に続いて,部活動の表彰も行われました。

 ダンス部  剣道部
 パワーリフティング部  弓道部
 水泳部(中高一貫)  

今年は,異常な暑さが続いています。体調管理に気をつけて,有意義な夏休みを過ごしましょう。

生徒会執行部からのお知らせ


生徒会執行部からのお知らせです。


【お知らせ】

執行部は7月現在、9/8(土)〜9/9(日)に開催する桐蔭祭(文化祭)に向けての準備を少しずつ開始しています。今年度もより多くの皆さんに楽しんでいただけるよう、執行部、各クラス、各部活動が一丸となって企画、準備、当日の運営を行っていきます。
1人でも多くの皆さんのご来校を、生徒一同心よりお待ちしています。


また、7/22(日)と9/22(土)に実施されるオープンスクールでは、執行部は受付や学校施設案内などの仕事を担当する予定です。いくつかの運動部の生徒と共に行います。当日お越しの方は、学校生活に関するご質問等ございましたら是非、お近くの生徒までお気軽にお尋ね下さい。
本校への興味・関心をより深めていただけるよう、担当生徒一体となって努めてまいります。多くの受験生と保護者様のご参加をお待ちしております。




生徒会執行部

生徒会執行部役員紹介

昨年度11月に発足した第54期生徒会執行部から、役員自己紹介を致します。


【役員自己紹介】



⚫︎生徒会長
   ・伊勢琢磨(3年進学選抜)
    会長として、一つ一つに責任を持って行動していきたいです。

⚫︎副会長
   ・笠井涼太(3年進学選抜)
    1人でも多くの方に行事を楽しんでもらいたいです。その為の努力なら惜しみません。
   
   ・今井茉季(2年進学) 
    責任を持って一生懸命頑張ります。宜しくお願いします!

⚫︎書記
   ・古田彩夏(3年保育)
    53期の先輩方のように仕事ができるか不安ですが、1年間の経験を生かして頑張りたいです。
   
   ・不破悠(2年保育)
    まだ分からないことが多いですが一生懸命頑張ります。よろしくお願いします。

⚫︎会計
   ・石原優羽(3年保育)
    昨年の経験を生かして行事を盛り上げていきたいです。宜しくお願いします。
   
   ・吉田理沙(3年進学)
    一つ一つの行事を一生懸命に取り組んでいきたいと思います。宜しくお願いします。
 
   ・横田沙綾(2年進学選抜)
    まだ分からないことがたくさんありますが精一杯頑張るのでよろしくお願いします。

⚫︎会計監査
   ・横瀬栞奈(2年進学選抜)
    まだまだ分からないことがあり、未熟ですが会計監査として、きちんと仕事をこなしていけたらと思います。


以上9名です。(2/2発行生徒会壁新聞記事より抜粋)



生徒会執行部
  

教室の風景8

3年H組(特進Sコース)の現代文の授業では森鷗外の『舞姫』を読解しています。この小説は昔から3年生の教科書に取り上げられていますが、文語体で書かれていることから近年は敬遠されがちだと聞きます。私も毎年のようにやるべきかどうか迷うのですが、今年も思い切ってやってみました。
今週は、主人公・豊太郎がロシアから帰宅した時に見た、うずたかく積まれているおむつから読み取れるヒロイン・エリスの心情や、天方伯からの帰国の誘いを承諾した後の豊太郎の足取りから読み取れることなどを授業しました。また重要な段落については要約もしました。
先にも書いたように文語体で書かれているため、まず内容を読み取ることに生徒は四苦八苦しています。それでも時には周りと相談しながらなんとかついてきてくれています。期末考査前の授業はあと1時間。終わるかどうか微妙なところですが、生徒たちと一緒にがんばってみたいと思います。