特進Sコースより

1年生 歴史総合 【特進Sコース】

現在、1年生の歴史総合の授業では、「第二次世界大戦」について学習しています。

 

世界恐慌により社会不安が拡大する中、ドイツ・イタリアではファシズムが台頭しました。

再軍備・対外拡張をおこなうドイツに対して、イギリス・フランスは「宥和政策(戦争を避けるために譲歩してしまう)」を展開。

そしてついに、ドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界が始まります。

ドイツの侵攻を受けた国が次々と陥落する中、イギリスはドイツとの和平か、徹底抗戦かという大きな決断を迫られることになりました。当時の首相はウィンストン・チャーチル。

今回は、授業中に視聴した映画『ウィンストン・チャーチル』の鑑賞文の一部をご紹介します。

 

・周囲の人への振る舞いを見て、チャーチルはとても身勝手な人であるように感じていましたが、世界を背負った決断ができずに苦しむ中、国王や家族の助言を得て国民の声に耳を傾ける様子がとても印象的でした。国会での演説のシーンでは、「チャーチルは言葉を武器に戦場に乗り込んだ」と表現されており、人の心を動かしていく「言葉の力」を強く感じました。

・和平交渉をして国民の命を守るべきか、犠牲を払ってでも主権を守るのか、色々な考えがある中での決断はとても難しかったと思います。今回は、英国首相であるチャーチルの目線で描かれた物語を鑑賞しましたが、ドイツやフランスの視点からも見てみると、より理解が深まりそうだと感じました。

・強気な言動が目立つ人物だが、周囲からの評価や、海相時代の失策で多くの人を死なせてしまった失敗が、「徹底抗戦」の決断をする上で重くのしかかっていた様子を見て、彼の苦しさを感じることができた。チャーチルが海相時代の失敗で政治家を辞めていたら、イギリスの抗戦はなく、歴史はまったく違ったものになっていたことがとても感慨深かった。

 

チャーチルは、「ヒトラーから世界を救った男」と評される一方で、実は日本への原爆投下に関わった人物でもあります。授業では、世界史・日本史それぞれの視点から大戦を考察します。生徒一人ひとりが意見を持つことができるよう、さらに理解を深めていきましょう。

 

Success is the ability to go from failure to failure without losing your enthusiasm.

成功も失敗も終わりではない。大切なのは、続ける勇気だ。(チャーチル)

2年生のプレゼンテーション

現在、2年生の英語の授業では、プレゼンテーションの発表が行われています。

内容は、「海外からの旅行者に提案する京都観光のプラン」です。

海外からの旅行者といっても、日本の伝統工芸に関心のある人や、食文化に興味のある人、鉄道が好きな人など来日の目的はさまざまであると考えられます。

そこで、生徒一人ひとりに、先生からお客さんのプロフィールが与えられ、その人にぴったりなプランを提案することになりました。

 

生徒たちはお客さんに提示する「チラシ」を作成し、お客さんはそれを見ながらプレゼンを聞きます。

 

プレゼンでは、

・お客さんの興味があるものだけでなく、京都の魅力が伝わるスポットを入れること

・ルートや交通手段、所要時間を明記すること

・見どころを説明すること

・お客さんにぴたったりなお土産を紹介すること

などの条件のもと、各自が趣向を凝らしたスライドを作成し、発表していました。

 

2年生はこれから京都への修学旅行を控えています。英語力を高めながらも楽しんで取り組むことが出来たのではないでしょうか。

後期夏期講習 【特進Sコース】

本日は、後期講習最終日です。

お盆明けから3年生が登校していました。夏休み前と比べて、緊張感が増した様子でした。

 

講習を終え、模擬試験の過去問題を数年分持ち帰って夏の総仕上げに励む生徒もいます。

本校では複数の模擬試験の問題を十数年分ストックしており、授業で扱うだけでなく、それぞれの生徒に必要な科目の範囲・難易度・傾向に合わせて演習用の教材として提供しています。

先取り学習をしている生徒も、正規のペースに縛られることなく良質な演習教材を得ることができます。

ちなみに、偏差値の計算も可能です。張り合いがでますね。

 

3年生はここからが正念場です。1・2年生も先輩たちの姿を見て、気持ちを新たに頑張っていきましょう。

夏休み中の英単語学習 【特進Sコース】

講習がひと段落し、特進Sコースの生徒たちも自由な時間が増えました。

部活動に打ち込んだり、余暇を楽しんだり、家の手伝いをしたりしてくれていることでしょう。

学習面では、課題に計画的に取り組むことを学ぶ良い機会でもあります。

 

さて、親族のイベントも企画されているであろう時期ですが、「忙しくても、続けよう」と決めたのが、英単語の学習です。

いくつかあるプランの中から、生徒一人ひとりが選択したスケジュールで、今日も単語学習に取り組んでいます。

生徒の取り組み状況は担任が確認できるようになっており、必要に応じてスケジュール調整の相談に乗るようにしています。

 

単語学習では、1日分の負担はたいしたことはありませんが、まとめてやろうとしてもなかなか定着しません。

また、ひとりで積み重ねるのが少し難しいというものでもあります。

仲間たちとともに、自分で選んだメニューを(担任の先生が確認しているという少し緊張感をもちながら)こなすという「毎日のひと手間」をしっかり積み上げ、語彙力の強化だけでなく「自信」に繋げていきましょう。

外部模試の実施

特進Sコースでは、夏休みを利用し、河合塾の模擬試験を学校で実施しています。教科によっては回答時間が100分以上にもおよぶため、体力が必要です。
夏期講習では、この模試の対策もおこなってきました。生徒は、力を発揮できたでしょうか?

卒業生からのアドバイス 【特進Sコース】

中期講習最終日、卒業生が来校し、生徒たちに学習アドバイスをしてくれました。

生徒たちは、単語帳の仕上げ方や、リスニングの訓練方法、学習における考え方などについて話を聞いていました。

話をしてくれた卒業生は、高校在学中に英検準1級に合格しています。この春に第一志望に進学し、充実した学生生活を送っているそうです。

先輩からの話は、先生とはまた違った刺激になります。これからさらなる高みを目指して頑張っていきましょう。

中期夏期講習【特進Sコース】

中期講習が始まりました。
3年生の講習は選択制となっており、各自必要な科目の強化につとめています。1・2年生は全員登校し、英文法の習得に励んでいます。

受験生に限らず、夏の過ごし方はとても重要です。1年生の教室では、この夏にやりとげることを一人ひとりが書き出し掲示しています。この目標の書き方にはルールがあり、「内容が具体的であること」「目標の達成確認において客観視できる基準があること」が必要になっています。目標は担任が確認し、必要な生徒には教材を提供しました。

2学期に生徒と再会する際には、全員が「夏を有意義に使うことができた」という達成感を感じてくれていることを期待します。

前期夏期講習 【特進Sコース】

暑い日が続きますが、生徒たちは日々さまざまな活動に取り組んでいます。

夏休み中に登校するのは大変に感じられることもあるかもしれませんが、生活リズムを崩さずに過ごすことができるため、このような機会を有効活用して、勉強や部活動に励んでほしいです。

 

写真は、2年生の講習の様子です。この時間は、文系(古典)と理系(化学)に分かれています。

受験を見据えた授業に、生徒たちは真剣に取り組んでいました。

8月には、外部模試なども校内で実施する予定です。

二者面談を実施しています 【特進Sコース】

生徒たちが夏期講習に励む中、特進Sコースでは、1年生の保護者の方々との面談をおこなっています。

この面談は、学校と家庭における生徒の様子を共有し、これからの指導に活かしていくことを目的としています。

入学して3カ月、だんだんとお互いのことが分かってきたように感じていましたが、保護者の方々からお話をうかがうことで、より生徒に合った指導方法や、進路の方向性を考えることができるようになりました。

お忙しい中、また、暑い中ご協力をいただき、本当にありがとうございます。

これから3年間、ご家庭としっかり連携して生徒の成長と進路実現に努めていきます。

特進Sコースに入学して 【1年生アンケート②】

 昨日に続き、1年生のアンケート結果を紹介します。

 

【クラスの友人から刺激を受けたこと】

・放課後も残って勉強している友人を見て、すごいなと思った。

・自分よりもずっと先にいる友達がいる。

・2つも部活に入っている友達は本当にすごい。

・どんな人とも仲良く話しができて、相手のことを思いやれる友達を尊敬する。

 

【高校に入って成長したこと】

・中学では、テスト前以外にあまり勉強しなかったが、今はそうでなくても自分から勉強している。

・勉強に対する意識が変わった。(最初は課題が大変に感じたが)今では課題以外の勉強を自分でやることができている。

・相手のことを考えたコミュニケーションを心掛け、周りの人と良い関係が築けていると感じる。

 

 

1学期は、新しい環境の中で心身の負担が大きい中、全員がよく努力し、それぞれが成長を感じることができているようです。現在は、課題以外の学習で、「夏休みにやりとげたいこと」を各自考えています。充実した夏休みになるよう、支援していきます。