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教室の風景2
2年I組(特進Sコース)の現代文の授業で哲学者小林康夫氏の「世界をつくり替えるために」をやりました。各段落を読解した後、この文章のまとめとして、小林康夫氏になりきって2年I組の生徒へメッセージを書く、という取り組みをしました。授業はそこで終わりにする予定でしたが、生徒たちが書いたメッセージが思っていたよりもよかったので、ジャンケンで勝った生徒(「神に選ばれし者たち」と生徒には言っています)にそのメッセージを読んでもらうことにしました(もっとも、ジャンケンの時はみな何とか負けようと必死になっていましたが・・・)。
その内容を一部紹介します。
「こんにちは、2年I組の皆さん。小林康夫です。皆さんは世界と自分との間にズレや違和感を感じたことはありますか。〈中略〉君たちが感じるズレや違和感には『種』がつまっています。だから将来君たちが花開くためにも、一つひとつのその小さな『種』を大切にしてください」
「・・・今はよくわからないこと、たとえば学校の勉強などをわからないまま終わらせるのではなく、自分が何が好きでどこが嫌いなのかをよく考えるべきだと思います。そして、感じた違和感やズレの正体をブロックするのではなく、大切にしてください。・・・」
ちょっと長い引用になりましたが、どの発表も本物の小林康夫さんの講演を聞いているようでした。
筆者の主張を読み取るだけでなく、その内容を自分の内側に蓄えることができた点で、悪くない取り組みだったと思います。
その内容を一部紹介します。
「こんにちは、2年I組の皆さん。小林康夫です。皆さんは世界と自分との間にズレや違和感を感じたことはありますか。〈中略〉君たちが感じるズレや違和感には『種』がつまっています。だから将来君たちが花開くためにも、一つひとつのその小さな『種』を大切にしてください」
「・・・今はよくわからないこと、たとえば学校の勉強などをわからないまま終わらせるのではなく、自分が何が好きでどこが嫌いなのかをよく考えるべきだと思います。そして、感じた違和感やズレの正体をブロックするのではなく、大切にしてください。・・・」
ちょっと長い引用になりましたが、どの発表も本物の小林康夫さんの講演を聞いているようでした。
筆者の主張を読み取るだけでなく、その内容を自分の内側に蓄えることができた点で、悪くない取り組みだったと思います。