特進Sコースより

JICAとの連携①

冬期講習が終わり、生徒はようやく冬休みに入りました。

今日は、生徒が下校した後、1年生の担任が埼玉県総合教育センターを訪問してきました。

 

特進Sコースでは、3学期の「地理総合」でJICA(国際協力機構)とのコラボ授業が予定されています。

授業では、オンラインでJICA地球ひろばを訪問し、地球案内人の方から世界の国々や国際協力についてお話をうかがうことになっています。

この企画に先立ち、地球ひろばの展示の一部がある総合教育センターを見学させていただきました。

センターに駐在している国際協力推進員の方からは、展示物について丁寧に説明していただくとともに、ご自身の経験についてお話をうかがうことができました。

 

●開発途上国に支えられる日本の食卓

「日本だってお金がないのに、なぜ途上国へ支援をするの?」と考えたことのある人もいるかもしれません。

しかし、こういった国々からの輸出が止まってしまったらどうなるのか、わかりやすく展示されています。

食事を国産だけでまかなうとしたら…開発途上国に支えられている食事

 

●貧困がもたらすもの
これは、「貧困キューブ」とよばれる展示品です。

貧困がもたらすさまざまな問題が、互いにチェーンで繋がれています。

貧困の構造の本質を考える上で、大きな気づきが得られると感じました。学校にも貸し出してくださるとのことなので、さっそく授業で使っていきたいと思います。

 

 

●他にも、SDGsに関する説明やクイズなど、興味深い展示が多くありました。

〇これから

3学期に向け、地理や歴史をどのように展開するのか、たくさんのヒントを得ることができました。

3学期に実施するコラボ授業にとどまらず、今後も継続的にこうした機会を作っていきたいと考えています。

埼玉県総合教育センターの皆様、国際協力推進員の鈴木様には心から感謝申し上げます。