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教科横断授業② 【特進Sコース】

1年生の地理総合の授業では、「地球温暖化」について学習しています。

 

二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの濃度が高まったことで起こっている地球温暖化。

産業革命以降に急増した化石燃料の燃焼がおもな原因です。

このままのペースで大気中の二酸化炭素濃度が上がると、異常気象の頻発、生態系の破壊、そして低地の水没の可能性が指摘されています。気温が3℃上がった場合、なんと60~100cmの海面上昇が起こるそうです!

現在、国際的な取り組みが行われていますが、この問題の解決は容易ではありません。

 

今回は、英語の先生に協力を依頼し、1時間目:地理総合→2時間目:コミュニケーション英語 の2時間にわたる授業で、地球温暖化と国際的な取り組みの問題点などを学びました。

 

地理総合では、地球温暖化の原因や、国際的な取り組みのひとつである「気候変動枠組条約」を扱いました。

条約締結国による会議である「COP」にて上映・発言されたスピーチを紹介。

視聴後は先生が提示した質問について、学んだことを生かしながら議論を交わします。

COP26 ツバル代表のスピーチ https://youtu.be/f6m3-HHuoiI?si=hLzZC50HyTSfO74D

→「デジタル国家になる」とはどういうこと?

COP26 ケニア代表のスピーチ https://youtu.be/FyIeN3prlNw?si=IiVRrVnlRAHkpuo6

→「フェアではない」理由についてさらに深く考えよう

 

コミュニケーション英語では、「沈みゆく14の島々」について学び、さらに地理で扱ったスピーチのテキストを使い、表現や解釈を教わりました。

遠く離れた地でおきている、どこか他人事に感じてしまう諸問題。

授業では、そんな問題がどのように自分と関係しているのか、そして問題を「自分事」として考える意味を生徒に問い続け、1年の学びを通して、自信をもって自分の言葉で話せる答えを持ってほしいと思っています。