特進Sコースより

前期夏期講習 【特進Sコース】

暑い日が続きますが、生徒たちは日々さまざまな活動に取り組んでいます。

夏休み中に登校するのは大変に感じられることもあるかもしれませんが、生活リズムを崩さずに過ごすことができるため、このような機会を有効活用して、勉強や部活動に励んでほしいです。

 

写真は、2年生の講習の様子です。この時間は、文系(古典)と理系(化学)に分かれています。

受験を見据えた授業に、生徒たちは真剣に取り組んでいました。

8月には、外部模試なども校内で実施する予定です。

二者面談を実施しています 【特進Sコース】

生徒たちが夏期講習に励む中、特進Sコースでは、1年生の保護者の方々との面談をおこなっています。

この面談は、学校と家庭における生徒の様子を共有し、これからの指導に活かしていくことを目的としています。

入学して3カ月、だんだんとお互いのことが分かってきたように感じていましたが、保護者の方々からお話をうかがうことで、より生徒に合った指導方法や、進路の方向性を考えることができるようになりました。

お忙しい中、また、暑い中ご協力をいただき、本当にありがとうございます。

これから3年間、ご家庭としっかり連携して生徒の成長と進路実現に努めていきます。

特進Sコースに入学して 【1年生アンケート②】

 昨日に続き、1年生のアンケート結果を紹介します。

 

【クラスの友人から刺激を受けたこと】

・放課後も残って勉強している友人を見て、すごいなと思った。

・自分よりもずっと先にいる友達がいる。

・2つも部活に入っている友達は本当にすごい。

・どんな人とも仲良く話しができて、相手のことを思いやれる友達を尊敬する。

 

【高校に入って成長したこと】

・中学では、テスト前以外にあまり勉強しなかったが、今はそうでなくても自分から勉強している。

・勉強に対する意識が変わった。(最初は課題が大変に感じたが)今では課題以外の勉強を自分でやることができている。

・相手のことを考えたコミュニケーションを心掛け、周りの人と良い関係が築けていると感じる。

 

 

1学期は、新しい環境の中で心身の負担が大きい中、全員がよく努力し、それぞれが成長を感じることができているようです。現在は、課題以外の学習で、「夏休みにやりとげたいこと」を各自考えています。充実した夏休みになるよう、支援していきます。

特進Sコースに入学して 【1年生アンケート①】

期末考査が終わり、もうすぐ1学期が終わろうとしています。

今回は、1年生で実施した振り返りの一部をご紹介します。

 

【学校生活について】

・友達ができるか不安だったが、クラスや部活動で新しい交友関係を作ることができ、楽しく学校生活を送れている。

・クラスの友人とは、好きなことについてだけでなく、勉強に関する話をすることができている。

・コミュニティにはカーストのようなものがまったくなく、尊重しあって生活できている。

 

【授業について】

・中学と比べて、進度が早く、難しく感じるが、その分先生の言葉を聞き逃さないよう集中して取り組むようになった。

・専門性が高く、細やかなところまで扱ってくれるので、覚えることは増えるが科目の理解が深まっていると感じる。

・板書を写すだけではなく、必要なメモをとり自分でまとめることができるようになった。

 

【検定について】

・難しく、絶対に合格できないと思っていたが、コツコツと課題に取り組んでいるうちに、スコアがどんどん伸びた。

・こんな漢字や英語も使えるようになった!と成長を感じた。

・やった分の力がついていると実感でき、とてもやりがいを感じた。さらに難しい級に挑戦したい。

 

 

1年生は、漢検・英検を全員受験し、目標スコアに到達することができました。この経験を通して得た気づきを今後の学習に活かしてください。また、ここからさらに授業内容の難易度が上がりますが、「わかる」を「できる」に、そして「使いこなせる」まで、精度を上げた学習ができるよう取り組んでいきましょう。

 

 

教科横断授業

現在、1年生の地理総合では、「資源・エネルギー問題」の学習が始まりました。

今回は、「石炭」について学びました。

 

石炭は、産業革命期に蒸気機関が動力として用いられるようになってから需要が急増し、現代においても主要な燃料のひとつとなっています。

 

授業では、石炭とはどのようなものか(地理)、蒸気機関の発明が世界にどのような影響をおよぼしたのか(歴史)、という観点に加え、そもそも蒸気機関とはどのような仕組みなのか(物理)を社会と理科の先生が解説しました。

 

20世紀には、石油が石炭に代わる燃料として注目されましたが、石油の需要が増えた今でも石炭の需要が減らないのは、電力をつくるためです。

世界で発電される電力の6割は火力発電によってつくられており、その燃料には石炭が用いられます。

 

火力発電には、中学でも履修する「電磁誘導」の原理が用いられています。磁石のN極をコイルに近づけると、瞬間的に電流が流れるというものです。火力発電では、蒸気の力でタービンを高速回転させ、この現象をおこし続ける仕組みになっています。電磁誘導における発電は電気の流れが周期的に変化しており、その速さは「ヘルツ」という単位で表されます。ちなみに東日本では1秒に50回、西日本では60回だそうです。

中学で電磁誘導の実験をしたことのある生徒もおり、生徒たち同士でも言葉を交わしながら、学習したことが結びついていくことを楽しんでいる様子でした。

 

このコースは一般受験を目指して勉強に取り組むことを掲げていますが、受験に向けた勉強の中でも、知識が繋がり視野が開けていく体験をしてほしいと考えています。今回は「石炭」を地理・歴史・物理の分野から学びましたが、広げようとすれば、まだまだ拡大できます。どの科目にも一生懸命に取り組むことで、科目の垣根はあるようでないことに気づいてくれると思っています。